バイク(GROM)のタイヤ交換しました!

愛車GROMのタイヤ交換をやってみました。

今までは、工具もないのでバイク屋さんに任せてましたが、お盆休みなので自分でやってみようと思い立ちました。

 

そろえた工具はこちらです。

・タイヤレバーセット

ビードワックス

・空気入れ用コンプレッサー(車の車載工具です)

 

まず、フロントタイヤを取り外します。

下図の様に、ちょうど良い長さの角柱を用意しておくと、差し込む位置次第でフロント、リアともにサクっと浮かせる事が出来るので便利です。

 

 

取り外したタイヤのビードを落とします。

これがメチャクチャ大変!!

初めは全体重をかけて踏んで落とそうとしましたが、全く落ちず。

 

チューブレスタイヤの構造

 

下記の様に万力でペチャンコになる位に締め上げてもなかなか落ちませんでした。

大分年数が経ってたから固着してたみたいですね。

 

 

IRCのページに、説明がありましたが、石鹸水を塗っておくと良い様ですね。

後で知りました^^

チューブレスタイヤの組み付けと取り外し | サポート | アイ・アール・シー 井上ゴム工業株式会社

 

ビードワックスを塗って、タイヤレバーでコジコジして、やっと取り外せました。

下図の様に、ブレーキディスクを傷めないために、2x4の木材なんかを用意しておくと良いです。

 

バルブもひび割れしてくるので、交換しておいた方が無難です。

 

右が古い純正タイヤ(24000km)、左が新しいタイヤ(IRC SCT-001 120/70-12 51L)です。

大分減ってましたね~。

 

タイヤレバーを使って、新しいタイヤを組み込みます。

結構硬いので、躊躇せずにフルパワーをかけて一気にはめ込む気合が要ります。

ホイールにビードワックスをたっぷり塗っておくのがコツです。

 

無事タイヤ交換完了しました。

ハンドリングの乗り味も軽くなりました。

 

サラッと書いてますが、2時間位はかかりました。

夏の暑さで、汗ビショビショ、疲労困憊です^^。

自分でやってみると、バイク屋さんの苦労がわかりますね。

 

次の後輪交換タイミングで、再度チャレンジしてみたいと思います。

 

下記に、今回買ったパーツのAmazonリンクを貼っておきます。

 

 

 

 

 

 

壊れた家電の部品取りについて

古い電話機、電波の調子が悪くなってきたので、買い換えました。

 

こういった時、壊れた電話は、一般の人は、すぐに捨ててしまうと思います。

自分の場合は、必ずバラバラにして、使えそうな部品をはぎ取っておきます。

そのおかげで、家にあるたくさんの部品で、様々な故障品を直す事が出来ます。

 

どこにしまったのかがわからなくなって、部品を探し回っている時間が多大になっているのが玉に傷ですが。。^^

 

 

特に、こういったタクトスイッチなんかは、接触不良の故障が多いので、修理品として重宝します。

スピーカーやブザーなども、ちょっとした電子工作の時に重宝します。

 

ばらす事によって、色々な製品の構造を学ぶ事が出来るというのもメリットです。

何か作ろうと思った時、こういった経験の積み重ねで、良いアイデアが思いついたりします。

 

みなさんも是非、ばらし/部品取り、やってみて下さいね。^^

 

3Dプリンター:Elegoo Neptune 4 Plusを購入しました。でもトラブル発生!!

2024年夏のAmazon Primeセールで、3Dプリンターを新調しちゃいました!!

 

左が今回買ったNeptune4 Plus、右が2017年に買ったHictop 3dp-11です。

大分サイズが大きくなりました。

Hictop3dp-11は、7年半使用し、まだまだ現役で使えたのですが、プリントが失敗する事も多く、サイズの面でも買い換えたいと思っていました。

 

下記、外形サイズ比較です。

  Hictop 3dp-11 Elegoo Neptune4 Plus
実測外形サイズmm(WxDxH) 420 x 450 x 500 530(液晶部含む) x 500 x 800

印刷サイズmm

(WxDxH)

210 x 270 x 200 320 x 320 x 385

 

 

下記の様な箱で届きます。

Amazonの置き配で、玄関前にドカンと置かれていた時は箱の大きさにちょっとビビりました^^。

梱包はとてもしっかりしていて、品質の安心感があります。

 



中の部品を取り出した一覧です。

 

下記袋の中のUSBに、動画の組み立て手順や、オートレベリングのやり方、pdfマニュアル、Elegoo Curaのスライサーソフト、参考のSTLモデルなどが入っています。

最初にこれを確認するのが大事です!

 

自分は紙の英語マニュアルを見て一生懸命組み立てた後に、マニュアルの後半に日本語が入っている事に気づきました。

そして更にその後に、USBに入っている動画マニュアルに気づきました。

最初からそれに気づいていれば、オートレベリングなど、苦労は大分少なかったのに。。。

 

付属工具の一覧です。
六角レンチがボールポイント付きであった点は少しうれしいポイントでした。

こういった付属工具の六角レンチがボールポイント付きだったのは、初めての経験です。

 

ヘッドユニットです。

後述しますが、これに問題がある様で、サポートに連絡中です。

 

 

ノズル吐出部をしたから見た図です。 フィラメント挿入口です。

  

 


土台を下から見た図です。

カバーリングもしっかりしてあって、好印象です。

 

日本の家庭用AC100Vで使う場合は、このスイッチを、115V側へ変更する必要があります。デフォルトでは、230Vになっていました。


写真を撮りながら組み立てして、1時間弱ほどで組みあがりました。

マニュアルに従って、ベッドのレベリング調整をします。

自分はUSBの存在に気づかず、YOUTUBEでやり方動画検索して、少し苦労しましたが、付属の動画マニュアルを見れば誰でも分かる様になっていました。

中央と、左右3点ずつの計7点で、紙をはさみながら隙間を調整します。

 

そしていざ印刷。一番好きな素材、TPU 72Dを使ってみました。

TPUの中で最も硬い部類の材料で、いわばとても硬いゴムです。

硬くてもゴムなので、曲げても割れたりせず、メチャメチャ用途が広いです。

以前、ABSやPLAで、積層面で割れやすくて苦労していた際、この素材に出会った時には感動しました。

 

でもここでトラブルが。。。何度プリントしても失敗してしまいます。

最初は230℃の印刷速度200mm/s設定で印刷して、ノズルからうまく吐出されずにカスカスになってしまうので、徐々にスピードを落として、50mm/sまで落としました。

初め少しうまくいっても、途中でExtruderのステッピングモーターがカタカタと空回りし、プリントがカスカスになり、最後には完全にフィラメントが吐出されなくなります。

 

プリント結果

何度やってもこんな風にカスカスです。

 

同設定で、旧品のHictop 3dp-11でプリントしたら、やはりキレイにプリントできました。

 

旧品の方が良いというのは、少し後悔の念が湧いてきましたが、何らかの不手際があるはず!! という事で、解析を開始します。

Neptune4のヘッド部分を分解して、ノズルのサーミスタ温度検出部に熱電対を入れて、温度測定してみました。

 

 

 

ノズルの設定温度と実温度は、8~10%の差がある事がわかりました。

ちなみに、Hictop 3dp-11では、230℃設定の際、実測でも229℃で誤差はほとんどありませんでした。

 

ノズル温度を所望の230℃にするためには、255℃設定に上げる必要がありそうです。

ノズルを250℃設定で少し改善されましたが、最終的にはノズル自体が詰まっているわけではないのに、フィラメントが押し出されなくなるので、

プリント中の温度制御そのものが狂ってしまっていて、低温のために吐出されなくなっているのでは?というのが自分の予想です。

 

下記プリントヘッドの調整ネジで、吐出圧力を増減させる事が出来ます。

左に回すとフィラメントの押し出しが強くなるのですが、左一杯まで回しても、最終的にはステッピングモータ自体が脱調してしまうという状態でした。

 

Firmware バージョンは、V1.2.3.0でした。

現在は、7/23にV1.2.3.1がリリースされている様ですが、更新内容から判断して、原因では無い気がします。

https://www.elegoo.com/pages/download

 

Amazonのレビューを見ていたら、同じ症状の方を発見しました。

同症状で、ヘッド交換で直ったとのレビューでした。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3RSW6V7MFF97C?ref=pf_vv_at_pdctrvw_srp

 

一先ず、Elegooサポートに詳細を連絡して、反応を待ちます。

 

8/2 アップデート

Elegooサポートより、下記Orca slicerの使用を勧められ、推奨のTPU専用設定で

プリントしてみました。

 

Orca slicer download link:

 

OrcaSlicer設定.JPG

 

プリント結果は、やはり同じく途中でステッピングモーターが脱調してフィラメントが吐出されなくなってしまいました。

 

 

Elegooサポートに状況説明し、代わりのプリントヘッドを送ってもらえる事となりました。

またプリントヘッドが届いたら更新したいと思います。

3Dプリンターには、こういったトラブルが付き物ですが、こういった問題解析の経緯も含めて良い経験になるので、トラブルを楽しむ姿勢が重要ですね。

 

↓ 続編はこちら

diy-ponta.hatenablog.com

 

 

 

ガス給湯器交換 中身をちょっとばらしてみた。

我が家の給湯器はちょうど今年で20年、何度か不調になりながらも持ちこたえてきました。

そろそろ交換時期だと思っていたところで、建築会社のセールで安売りされていた給湯器と交換する事になりました。

 

下記は取り外した給湯器です。

 

表のフタを、ネジを取り外して開けると、中身はこんな感じになっています。

 

こちらは、高電圧を発生して点火火花を発生させるイグニションユニットですね。

 

内部の火花発生部分には、腐食が見られますね。


ガス室の流路の部分は、20年使ったとは思えないほど、とてもきれいでした。





 

電子ユニット部分 金属カバーにサビが見られます。

カバーはEMC対策でしょうか。

 

こちらはFANモーターです。

EMC対策のフェライトが入っています。

 

色々なソレノイドバルブなどの部品を取り外しておきました。

あまり取っておいても使い道はなさそうですが。。

 

左が旧品のラベル、右が入れ替えた新品のラベルです。

エネルギー消費効率が、81.7%⇒91.5%になりました。

ECOジョーズになったのが大きい効果の様です。

 

 

下記、リンナイのページから、エコジョーズの仕組みです。

ガスを燃やした排気熱を、再度熱交換器に入れて水を温めるという仕組みの様です。

エネルギー消費効率が上がった理由が分かりました。

技術の進歩ですね。



 

 

電子工作 赤外線リモコンチェッカー(’赤外線受講モジュール VS1838Bの使い方)

 

テレビ、ビデオなどの赤外線リモコンの効きが悪くなった時、

リモコンのボタンが効かないのか、電池がないだけなのか、迷った事はありませんか?

 

うちのリモコンは、効きの悪いものばかりで、しょっちゅうです。

電池を換えても動かないという事が多々あったので、赤外線が出ているのかどうか

チェックしたいと、常々思っていました。

 

探していると、アマゾンで赤外線受信モジュールのセットが安く売られているのを発見しました。しかも20個で約600円ほど!!安い!!

20個もいらないけど^^

 

届いた商品がこちら。

 

 

KiCADで回路図を書きました。

OUT端子は、赤外線を受光したらLOに落ちる仕様なので、VCCから電源をとり、LEDを光らせます。

LEDのVFが2[V]ほどなので、(5V-2V)/220Ω = 13.6mAほどの電流が流れる設定です。

 

出来るだけ最小サイズになる様に基板上に配置して、はんだ付けしました。

  

 

USB端子の上に載るサイズになりました。

断線して使えなくなったUSB端子をとっておいたので、根本から配線を剥きます。

5VとGND端子を半田付けし、3Mの厚みのある両面テープで、

USB端子の上に付けました。

完成です。

 


下記の様に、リモコンを押すと、LEDが光って光が出てるのがわかります。

 

これで、今後はリモコンのチェックに困らなそうです。

部屋の反対側や、机の下に向けてリモコンを押したりしても、LEDが光るので、結構感度は良いですね。

これを見て作ってみた方、是非コメント頂けるとうれしいです。

食洗器から焦げ臭い匂いが!! 調べてみたらガックリの原因でした。

うちのリンナイのビルトイン食洗器、焦げた匂いがすると、奥さんから打ち上げがありました。

確かに、ゴムの焦げた様な匂いがしました。

過去に、電気配線を焦がした時と同じ様な匂いです。

「火事の危険性もあるので、これは大至急調べないと!!」

という事で、食洗器を開けてみる事にしました。

 

 

まずはこの食洗器を引き出さないと、いけません。

一先ず目につくビスを外して、引き出そうとしましたが、

写真の部分までしかどうしても引き出せません。

 

  

引き出しの下のレールの部分、つまみがあるんですが、これをどうやれば引き出せるのかわかるまでとても苦労しました^^

 

最終的に、

左側に付いているレールの樹脂つまみは上に上げ、

右側に付いているレールの樹脂つまみは下に下げる

という、やり方でストッパーが解除され、引き出しが引き出せました。

 

これが引き出しの奥の部分です。

見渡す限り、特に配線が焦げた跡なおなく、問題無いように見えます。

  

 

配線など見回す事10分、再度シンクの中を調べてみるとナンと、

ヒーターの部分に輪ゴムが付いて焦げていました。

食洗器の中に輪ゴムが落ちて、乾燥時に作動するヒーターの熱で焦げていたというだけでした。

  

 

始めからこれに気付けば、1分で解決した問題でした。

自分の想像力の敗北です。

ゴムの焦げた様な匂い⇒電気配線のビニル被覆が焦げている

と、経験から思い込んだ結果でした。

経験が邪魔をするっていうのは、正にこの様な時ですね。

いい勉強になりました。(^^♪

 

日立洗濯機ビートウォッシュ 17年使用で、突然茶色いドロドロ液体が! ⇒ 修理の記録

我が家で使用していた日立洗濯機( BW-7GV)、 もう17年ほどになり、

今は息子のアパートで活躍しています。

 

「突然、洗濯後に衣服に茶色いシミが付く様になった」

と、息子からSOS連絡が来ました。

 

見てみると何だか、洗濯槽上の方に、茶色いシミがついています。

触るとドロドロベトベトしていて、容易にはとれません。

パーツクリーナースプレーで吹いて、ゴシゴシこするとやっと落ちる程で、とてもしつこい!

洗濯する度に、逆に衣服が汚れるという、汚染機になってしまいました。

 

  

 

一先ず洗濯機をばらしてどこから出てくる汚れなのか、調べます。

下記の様なサビサビになっている四隅のネジを外していくと、

上部がパカっと上に開きます。

  

 

パカっと開いたところ。

サビとホコリで結構汚いです。

でもどこから茶色いドロドロが出てくるのか、なかなか判りません。

 

 

掃除しながら探すこと30分、遂に、下記フタ側の柔軟剤が落ちる部分から、

茶色のドロドロが垂れた跡を発見しました。

これの源流を探します。

 

フタの下側からは源流に辿りつけなそうなので、上側から攻めてみました。

下記のカバーを開け、柔軟剤投入部のBOXを外そうとしますが、

またこれが容易には外れません。

 

格闘すること20分、マイナスドライバーで引っかかり部分をコジコジして、

ようやくケースが持ち上がりました。水道水が入る入口には、

下記のソレノイドバルブが2個付いています。

 

これらを外して持ち上げてみると。。。

あっ!なんじゃこりゃ~っ!!

源流発見! ドロドロが、この黒いボックスから流れ出していました。

 

下記は、黒い基板ボックスを下から見たところですが、

滴った跡があります。

 

開けてみると、電源部の入ったコントロール基板の様で、

ヒートシンクやら何やらが入っています。

基板の茶色いモールド材が溶け出していました。

繰り返しの熱で、モールド材が劣化して、溶け出したって感じでしょうか。

日立さんっ!もっと耐久性のあるモールド材を使って下さい!!

でも17年も経ってるから保証外でしょうがないですかね^^

 

しつこい汚れをマイナスドライバーでかき落としながら、

パーツクリーナー付けたキッチンペーパーでゴシゴシ拭いて、

きれいにするのに、また20分!

↓ 掃除前           ↓ 掃除後

   

 

写真は撮り忘れましたが、黒い基板BOXの底面には、

モールド材が流れ出さない様、アルミテープでふさぎました。

また、ドロドロが流れ出してた経路にはキッチンペーパーで

せき止め施工しておきました^^

 

下記は元通りに戻してスッキリした後の写真です。

 

色々な家電修理をやってきましたが、モールド材が流れ出してたというのは、

初めての経験でした。

日立さん、最近の洗濯機はしっかり対策されているんでしょうか?

でも17年も他の不具合がなく動き続けてるというのは素晴らしい事です。

 

我が家は今年またビートウォッシュの最新版を買ったばかりなので、

同じ不具合が起きないか、見守っていきたいと思います。